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パラボードゲームラボでは、障害のある人がボードゲームをより自由に楽しめるよう、さまざまな支援技術を開発しています。

たとえば、スイッチ操作でカードを選択できるカードスタンドもその一つです。

この装置を使えば、声で指示を出さなくても、出したいカードを同卓のプレイヤーに伝えることができます。

操作は、手元の 2つのスイッチ だけで簡単に行えます。

ほかにも、自分でサイコロを振ることができる装置のような、一見必要?と思えるものもあります。

誰かに代わりに振ってもらうのではなく、自分で操作することに、本人も同卓者も大きな満足を感じられるのです。

こうした
誰も作らないけど
あったらゲームがもっとスムーズになるもの」や
あったらもっと主体的に参加できるもの」を
制作しています。

一例として

発表まで内容を隠匿できる数字表示装置(オークションゲームなどで使用)

チップ代わりのスコアリング装置(チップを使用するゲームに使用)

ゲーム用コンポーネントの操作補助具(障害のある人に提示しやすいホルダ等)

実物ボードゲームプレイを補助するソフトウェア(記入するボードゲームで使用。障害のある人がトラックボールで操作)

など、多様な技術開発を進めています。

「遊びたいゲームを、誰もが一緒に遊べる」——
それを目指して、私たちは日々、工夫と挑戦を続けています。

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